約 1,823,553 件
https://w.atwiki.jp/john_delta/pages/21.html
断章のグリム/時槻風乃と黒い童話の夜 登場人物一覧 ア行秋山湖乃美 浅井安奈 アノニマス 天城紅美子 海部野幸三 海部野志弦 海部野千恵 海部野牧子 有賀美幸 飯田真佐代 石田臣 伊東泰明 伊東紫 伊東穂 入谷克利 岡知沙都 大隅大洋 織作健太郎 カ行鹿狩雅孝 加古下梨花 金森秋子 金森梢枝 金森琴里 金森勝 木嶋夕子 木嶋瑠璃佳 衣川遊美 木之崎一真 京本奈緒 霧生比奈実 草場二子 黒磯夏恵 古我翔花 五島晶 小杉璃華 小林満梨子 サ行斎藤愛 佐藤先生 佐和野弓彦 敷島譲 四野田笑美 下田樹里 東海林凛 ジョン・デルタ 白野蒼衣 白野圭 白野光一 新宮律子 瀬川彰人 タ行瀧修司 多代亮介 田上颯姫 田上瑞姫 遠屋環 時槻風乃 時槻雪乃 戸塚可南子 ナ行夏木夢見子 野々村菜央 野々村麻美 ハ行馳尾勇路 媛沢遙火 藤谷純 舟木佐江子 マ行真喜多さやか 真喜多輝之 真喜多延子 真喜多耀 真喜多莉緒 真喜多莉果 眞守大輔 眞守紫 眞守葉子 眞守玲 三木目源 溝口葉耶 群草宗平 杜塚眞衣子 森野洸平 森野美月 ヤ行横川麻智 ラ行リカ ワ行
https://w.atwiki.jp/aousagi/pages/1524.html
グリム・シャルロック 年齢:不明(見た目は16歳程度) 性別:女 ICV:まるたまり 異世界から暗黒神パラメデを追って、この世界にやって来た魔法使い。 つばの広い紫色の帽子にマントと、いかにも魔法使いらしい容姿をしている。 分厚いぐるぐる眼鏡をかけているが、その下は中々可愛らしい顔立ちをしている。 アストライザー・ユニットの製作者の一人だが、自身のユニットを破壊されており、 ひずみと勢良にアストライザー・ユニットを託し、自身はサポートに回る。 アストライザー・ユニットの修復、および防御結界や、関係者の記憶消去を行う。 基本的には温厚で礼儀正しい性格だが、やや大雑把で腹黒い面もある。 人間界に来てから一年近く経っており、今では日本の文化にも慣れているどころか、すっかり染まりきっている。 特に日本の漫画やアニメ、ゲームや特撮ヒーローものに嵌まっている。 普段はひずみの家に居候しており、高校にも通っている。 オーキッドアストライザー 装着者:グリム・シャルロック グリム・シャルロックが纏う紫色を基調としたアストライザー・ユニット。 グリムが人間界に来たばかりの頃は、彼女もこれを纏って戦っていたが、度重なるパラメデとの戦闘で破壊されてしまった。 修復には長い時間がかかるため、復活を果たしたのは戦いが終盤に入ってからのことだった。 ライザースタッフで円環(サークル)を描き出し、 そこに入った敵味方に特殊なエフェクトを及ぼす、円環魔法(サークレット・マジック)を扱う。 円の半径と術の威力は反比例しており、円が狭いほど術の効果は高まり、逆に広ければ広範囲に影響を及ぼせる分、効果は低いものとなる。 ○ライザースタッフ 杖型の魔法武器。魔法陣である円環を描くのに使用される。 ○リカバリーサークル 回復方陣。円に入った対象の傷や疲労を癒す。 ○ディフェンドサークル 防御方陣。円の上方まで延びる円柱形の防御壁で、外部からの攻撃を防ぐ。 ○スロウサークル 停滞方陣。円に入った対象に重力を掛け、身体の動きを遅くする。 ○アクセルサークル 加速方陣。円に入った対象の重力を一部カットし、スピードを上げる。 ○ファイアサークル 火炎方陣。円に入った対象を炎で焼き尽くす。 ○フリーズサークル 氷結方陣。円に入った対象を超低温で凍りつかせる。 ○プラズマサークル 電撃方陣。円に入った対象に高圧電流を喰らわせる。 ○トルネードサークル 竜巻方陣。円に入った対象を竜巻で呑み込んで、切り刻む。 ○クエイクサークル 地震方陣。円の範囲内のみに地震を起こし、隆起した大地で敵を傷つける。 ○スプラッシュサークル 流水方陣。円に入った対象に、強烈な水流をぶつける。 ○アストラルサークル 六星方陣。 火、冷、雷、風、地、水という自然界の六大元素の方陣を重ね合わせ、強力な魔法爆発を生み出す最終方陣。 威力は折り紙つきだが、円の構築にかかる時間も長い。
https://w.atwiki.jp/k-os/pages/2797.html
英名:The Creator Grimm-Jacob レアリティ:M 絵師:中島鯛 番号:BS18-044 収録:覇王編第5弾-覇王大決戦 コスト:5 軽減:3 シンボル:黄 系統:雄将・導魔 種類:スピリット 1-LV1:3000 2-LV2:5000 3-LV3:7000 LV1-2-3:『自分のアタックステップ』 このスピリットと自分の[創造主グリム・ウィル]すべては、コスト0/2/4/6/8の相手のスピリットにブロックされない。 LV2-3:『常時』 このスピリットと自分の[創造主グリム・ウィル]すべては、相手によって破壊されたとき、疲労状態で自分のフィールドに残ることができる。 フレーバー 「オナゴからの求婚ぞ、恥をかかせるな」 ケイがはにかんで笑う。双子の先導で歓声が爆発した。 備考/性能 創造主グリム・ウィル相互コンボ 公式Q&A/ルール エピソード/キャラクター ここを編集 BS18-黄へ戻る
https://w.atwiki.jp/p2rdj/pages/374.html
グリム・リーパー Grim Reaper グリム・リーパーは死を象徴する存在である。墓のように静かで、時間のように不可避なこの伝説的な存在は、あまりにも長い間、死から逃れてきたクリーチャーを追い詰め、終わらせる。グリム・リーパーは警告なしにやってくることもあれば、他のクリーチャーができなかった仕事を終わらせるためにやってくることもある。グリム・リーパーは神、フィーンド、アイオーンに仕えるものではない。サイコポンプやセレスチャルからは軽蔑され、恐れられているが、その邪魔をするものはほとんどいない。彼らは永遠の疫病のように、その存在を多次元宇宙から消し去ろうとする者を殺す。グリム・リーパーは単独で活動し、彼らのみの協議会を開く。定命のものや死の定めを持たぬもの懇願や理屈などは、グリム・リーパーがその獲物に迫るときには耳も貸さない。その理由は定命の耳には聞こえず、定命の心には理解できない。それがどんな理由であれ、その結果は頑迷で最終勧告である。 グリム・リーパーは死ぬと皆の前に現れるという伝説もあるが、真実はもっと不穏なものである。グリム・リーパーは、死後の世界において人間の魂を保護し導く役割を担う不死の種族であるサイコポンプの管轄下にある。グリム・リーパーは魂の保護や誘導にはほとんど興味がない。その代わりに、黙示録の四騎士が支配するアバドンの夜の領域で生じる不吉な意図に駆り立てられている。確かにグリム・リーパーと死の騎士カロンの姿と形はよく似ているが、この強力な2つの存在が一緒に仕事をした記録はない。グリム・リーパーはアバドンの化身のようなものであり、この謎に満ちた第一の騎士の化身であると考える人もいる。グリム・リーパーが世界に訪れるとき、それは慈悲深いエンジェルとしてではなく、生命を容赦なく刈り取る者としてやってくる。グリム・リーパーの前に倒れた者は、選ばれ、狩られ、殺されるというより死ぬように運命づけられる。 グリム・リーパーにまつわる最も恐ろしい伝説は、おそらくその特異な存在としての性質に関するもので、大いなる彼方に複数のグリム・リーパーが存在すると信じる者もいる。少なくとも9体のグリム・リーパーが現実を徘徊し、真のエントロピーの不可解な手下として生者を淘汰していると囁かれているのである。いくつかのグリム・リーパーの教団の教えによれば、グリム・リーパーの最終目標は生と死のすべての円環を終わらせ、空っぽの宇宙の静かな支配者として仕えることであるという。 “知識の想起”――アンデッド(〈宗教〉) DC 52 一般的な知識 DC 50 専門知識 DC 47 グリム・リーパー Grim Reaper クリーチャー21 ユニーク NE 中型 アンデッド 出典 Bestiary 196ページ 知覚+41;暗視、{シー・インヴィジビリティ、status sight、トゥルー・シーイング 言語 共通語、死霊語 技能 〈威圧〉+43、〈運動〉+38、〈隠密〉+43、〈軽業〉+43、〈社会〉+36、〈宗教〉+39、〈ペテン〉+40 【筋】+8、【敏】+10、【耐】+8、【知】+5、【判】+7、【魅】+8 グリム・リーパーの恩寵/Death’s Grace グリム・リーパーは、アンデッドに異なる影響を及ぼす効果について、アンデッドとして扱うかそうしないかを選択できる。アンデッドとして扱わない場合でも、グリム・リーパーは依然として生きているクリーチャーとしては扱われない。 状態を見通す目/Status Sight グリム・リーパーは目に見えるすべてのクリーチャーのヒット・ポイント、状態、苦悩、感情を自動的に知ることができる。 アイテム サイズ AC 47;頑健+37、反応+41、意志+38;魔法に対する全てのセーヴに+1の状態ボーナス HP 320(負のエネルギーによる回復);完全耐性 即死効果、病気、麻痺状態、[毒]、気絶状態;抵抗 全てのダメージ15 不運のオーラ/Aura of Misfortune (オーラ、占術、信仰、不運) 20フィート。オーラ内にいる全ての生きているクリーチャーは全てのd20ロールを2回行い、低い結果を用いる。 負のエネルギーによる回復 グリム・リーパーは[正のエネルギー]ダメージを受けるかどうかを選択できる。 潜む死/Lurking Death [reaction] (瞬間移動) トリガー 100フィート以内にいるクリーチャーが精神集中、操作、移動のいずれかの特性を持つアクションを使用する。効果 グリム・リーパーはトリガーとなったクリーチャーに隣接するマスに瞬間移動し、そのクリーチャーに近接“打撃”を行う。その“打撃”が命中すると、グリム・リーパーはトリガーとなったアクションを妨害する。 移動速度 50フィート、飛行75フィート 近接 [one-action] キーン・サイズ+40[+36/+32](機敏、致命的:3d10、魔法、間合い:10フィート、足払い)、ダメージ 4d10+23[斬撃]、加えて死の打撃および生命力吸収 信仰生得呪文 DC 47、攻撃+37;10レベル フィンガー・オヴ・デス(×4);7レベル プレイン・シフト;常時 (6レベル) トゥルー・シーイング;(3レベル) ヘイスト;(2レベル) シー・インヴィジビリティ 死の打撃/Death Strike (即死) グリム・リーパーの攻撃がクリティカル・ヒットしたか呪文に対するセーヴに大失敗したクリーチャーは、DC47の頑健セーヴに成功しなければ死亡する。 生命力吸収/Energy Drain グリム・リーパーがサイズを命中させてダメージを与えたなら、グリム・リーパーはヒット・ポイントを20回復する。加えて、目標はDC43の頑健セーヴを行わなければならない。失敗すると目標は凶兆状態1になる。目標が既に凶兆状態なら、凶兆状態値は1だけ増加する(最大で凶兆状態3)。 終の死/Final Death グリム・リーパーによって殺されたクリーチャーは、神の介入がなければどんな方法を持ってしても蘇生できない。 武器への注入/Infuse Weapon (信仰、力術) グリム・リーパーが装備している間、いかなるサイズも機敏の特性を得、武器落としされることはなくなり、+3メジャー・ストライキング・キーン・サイズになる。グリム・リーパーが特定の種類のダメージに弱点を持つクリーチャーを攻撃した場合、サイズのダメージは[斬撃]に加えてその種別のダメージとして扱う。
https://w.atwiki.jp/gods/pages/26670.html
グリム(4) イングランドに伝わる幽霊猟師の一。
https://w.atwiki.jp/girlgame/pages/1609.html
絶対迷宮グリムの攻略対象。 主人公の従兄弟兼幼なじみ。 描いた絵を具現化する力を持つ。 力の片鱗を見せてはいるが、現在はまだ使いこなせていない。 以下はプロローグ部分のネタバレ。知りたい人だけ反転してください。 『プロローグでは11歳だが、とある事件により五年間意識不明状態になってしまう。 そのため、本編開始時(意識を取り戻した時)に、外見は16歳だが中身は11歳のまま。』 名前 ルートヴィッヒ・グリム 年齢 16歳 身長 体重 誕生日 血液型 声優 水島大宙 該当属性 主人公の従兄弟、幼なじみ、ショタ系、金髪、帽子、史実キャラ 該当属性2(ネタバレ) 『真面目、クール、成長』
https://w.atwiki.jp/hiriahai/pages/638.html
『メルヘン王子グリム』は、渡邉築によるギャグ漫画。 渡邉築は同名の読み切り漫画で漫画家としてデビュー。この作品は初の連載作品である。 週刊少年ジャンプ2011年12号から同年30号まで連載された。全18話。全2巻。 あらすじ ある日突然、メルヘン王国からメルヘン王子のグリムがやってきた。彼は少年・磯部にメルヘン王子になってもらいたいようだが……。 登場人物は白雪結衣(白雪姫)、竹取かぐや(かぐや姫)など童話にちなんだ名前が付けられている事が多い。 ヒロインは小学6年生で巨乳アイドルである。 アマゾンレビュー(一部抜粋) かわいくてヘタッピな絵を含め、奇妙な魅力のあるギャグ漫画。 私は最初に読んだ時、隣人から壁ドンされるほど爆笑した。 今流行の人を馬鹿にして笑わせるようなギャグ漫画とは一線を画している。 メルヘンの王子が男の子の家に居候するという設定が、もはやドラえもんのパクリだとしか思えない。ギャグもつまんない。 画力が無いなら無いなりに下手ウマで行かなければいけないのに この漫画の場合はただ絵が下手なだけ。よくエロやろうと思ったな。。。 レビューからわかるように下ネタギャグなど賛否が分かれる作品である。だが18週で打ち切られた。 ■関連項目 ジャンプ打ち切り漫画集
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/5852.html
【名前】 グリム・リーパーマイナソー 【読み方】 ぐりむ・りーぱーまいなそー 【声】 矢部敬三 【登場作品】 騎士竜戦隊リュウソウジャー 【登場話】 第25話「踊るクレオン」 【所属】 ドルイドン 【属性】 アンデッド型モンスター 【分類】 マイナソー/データ通信目グリム・リーパー科 【発生元】 アニキン 【願望】 なし 【武装】 なし 【鳴き声】 「ソノママー!」 【分布】 インターネットの世界 【経験値】 423 【幻獣モチーフ】 グリム・リーパー(死神) 【その他のモチーフ】 蠍、虫 【経験値の由来】 死神 【詳細】 アニキンという動画配信者から誕生し、幻獣「グリム・リーパー」の伝説を司って実体化したマイナソー。 両腕が鋭い大鎌となり、腹部の顔はWi-Fiマークにも見える。 全体的に甲殻や鱗に覆われた節足動物や爬虫類にも似た姿。 このマイナソーはアニキンという動画配信者から生み出されたが、誕生は偶発的な事故によるものであり、発生にマイナス感情が絡んでいない唯一のマイナソー。 アニキンはクレオンと意気投合してコラボ動画を作成しており、その打ち上げをする際に用意したジュースにクレオンが意図せず体液を混ぜ込んでしまい、それをアニキンが口にしたことで誕生した。 動画が完成した喜びに満ちていたことから誕生したものの、マイナス感情を取り込んで成長することはなく、マイナソーとしては色々と特異的な性質を持つ。 通常通りの成長はしないものの、生まれた時点で満ち足りた精神状態だったためか既に巨大な状態であり、電脳空間に入り込む能力を持つため基本的に電脳空間に存在し外の世界へは自分の分身体を作り出して送り出す事ができる。 分身体は倒しても意味がなく、次々に生み出される上に、分身が1体でも残っている状態ではたとえ本体にたどり着いたとしても攻撃が通用しない。 生み出した分身が本体に集い、ヒトツにまとまった状態でなければ倒すことが不可能。 鋭い大鎌でクレオンの動画を見た者の魂を奪い取る事ができる。 【余談】 モチーフはグリム・リーパー(死神)。 両手は死神が持つ鎌のイメージか。 死神の英語表記の名称。
https://w.atwiki.jp/pandmonium0/pages/61.html
グリム・リーパー 概要 九頭龍に所属する真祖 ルナが人々の死に対する恐怖の感情を集め人の形に練り上げたもの。人間ですらない 実体を持たないため誰かに取り憑く事で姿を現す、取り憑かれた者は全身に包帯を巻いてその上から黒いローブを着た死神のような姿となり性格も残虐非道に変わり人を殺す事を一切躊躇しなくなる。 死の具現である彼に死をもたらす攻撃は通用せず、逆に強化されてゆく 現在は真祖の一人「エリザベート・ヴァルプルギス」に取り憑いている 取り憑かれるとルナに絶対の忠誠を誓い、彼女以外の命令は一切聞かないようになる 禍器を持たず真祖とは全くの別物であるが真祖扱いされている 能力 取り憑いた人間を擬似真祖にすることが出来る 能力者に取り憑いた場合は能力が攻撃的なものに変わる 普通の人間に取り憑くと下記の能力が発現する 死一文字(おわりのひともじ) 手元に黒いオーラを纏った武器が出現、もしくは体に黒いオーラを纏う 黒いオーラが触れた箇所が黒く変色し、そして次第に変色した箇所が拡大、その物の全体が黒く染まった時、灰となって崩れ落ちる 全身が黒く染まる前にグリム・リーパーを倒せば元に戻るらしい 本編での活躍 台詞 関連項目
https://w.atwiki.jp/boardwalk/pages/16.html
「国中を歩き回って話を採取した」というグリム兄弟の主張は全くの嘘 グリム兄弟は童話集を作る際、国中を歩き回って話を採取したりはせず、 少数の人々、それも上流階級の人々から 伝え聞いた話を彼らの童話集に載せた。 しかもグリム達はこの事実をひた隠しにしたばかりか、 積極的に嘘をついてごまかそうとした。 さらにグリム等は、彼らの集めたメルヘンのほとんどが ドイツで採取されたものだと述べているにも係わらず、 兄弟は、フランス人ペローが作った童話集から かなりの数の話を写している。 (例えば有名な「赤ずきんちゃん」はその一つ)。 グリム達はメルヘン提供者が誰なのかを秘密にした。 しかし死後発見されたメモに書かれた人名は ほとんど中産ないし上流階級の女性であった。 この事実を隠すのに、彼ら自身はもちろん、 その息子も加担した。 例えばメモにある「マリー」という女性について ヴィルヘルム・グリムの息子ヘルマンは、 ヴィルヘルムの妻の実家で家政婦をしていた 戦争未亡人の「マリーおばあさん」の事だと述べていた。 しかしグリム学の権威レレケが調べた所によれば、 マリー本当は中産階級の家に育った教養のある女性で、 当然家政婦などしているはずもなかった。 しかもマリーはフランス系の人間でフランス語が堪能だった。 つまり彼女から聞いた話が生粋のドイツの話であるはずも なかったのである。 グリム兄弟は基本的に童話の情報提供者を明かさなかった。 唯一グリム兄弟が直接名前を明かしている提供者である フィーマンについても兄弟は嘘をついている。 彼等はその著書『子供と家庭の童話』初版第二巻の序文で、 フィーマンはドイツの「カッセル近郊のツヴェールンの農婦」で、 それゆえ彼女から採取した話は 「生粋のヘッセン(=ドイツの一地方)の話とみなす事ができる」 と述べているが、この記述は全く間違っている。 彼女は生粋のドイツ人などではなく、フランス系ドイツ人だったので、 彼女から聞いた話が生粋のヘッセンの話であるはずがなかった。 しかも彼女は農婦ですらなく、読み書きができる中産階級の人物だった。 レレケによれば、「グリム兄弟はメルヘンを求めて 田舎を回る事は一度も無かったし、 単純素朴な人びとのところへ行く事さえしなかった。 兄弟はほとんどいつも、メルヘン提供者に、 自分の所にところへ来てもらっていた。 そうこうするうちに、上流階級の、雄弁な、教養のある、 若い女性達に出会ったのである」。 「集めた童話に手を加えていない」というグリム兄弟の主張は全くの嘘 グリム兄弟は彼らの童話集に載っているメルヘンに関して、 「話の枝葉末梢にいたるまで、何一つ手を加えたり、 粉飾したり、変更したりしてはいない」と童話集に書いているが、 これは真っ赤な嘘である。 実際彼等は版を重ねる毎に話を書き直して行った。 例えばグリム童話の冒頭を飾る『カエルの王さま』の書き出しは、 版を重ねる毎に伸びて行き、 最終的に彼らの最初の草稿の3~4倍程度になった。 また彼らは彼らの童話集を、上流階級に評判がよい上品なものにする為、 版を重ねる毎に、性的な匂いのする描写を徹底的に消して行った。 さらに版を重ねる毎に女性の登場人物からセリフを奪い、 どんどんと無口にしていった。 グリム童話は残酷描写だらけ しかも彼らは、版を重ねるにつれ残酷描写をどんどんと増やしていった。 前述のようにグリム童話は伝承に忠実なわけではないので、 残酷描写が多いのはグリム兄弟自身の趣味か、 でなければ読者の趣味かのどちらかである。 例えば『フィッチャーの鳥』では、大きな血だらけのタライと、 その中に転がる細切れにされた人間の死体がでてくる。 有名な『灰かぶり(シンデレラ)』にも、かかとを切り取り、 「血が足から湧き出て、白い靴下の上まで真っ赤に滲んで」いたと 書かれた上、ラストでは主人公の義理の姉たちは鳩に両目をえぐられる。 『白雪姫』でも悪いお后は、真っ赤に焼いた鉄の靴を履かされて 死ぬまで踊り続けるという罰を受ける。 『盗賊のお嫁さん』にいたっては、 「盗賊達は女の子の死体から服を剥ぎとり、 テーブルの上に寝かせ、きれいな体を細切れにして、 その上に塩を振りかけ」、指輪を奪う為、 「斧をとって、指を切り落と」す。 そして切られた指が高くはねて、 樽の後ろに隠れてがたがたと震える主人公の膝の上に落ちるという、 実に生々しい描写がなされている。 グリム童話には人肉を食べる話すらあり、『ねずの木の話』では 継母が継子を殺し、スープに煮込んで、帰宅した夫に食べさせるし、 『白雪姫』でも白雪姫の継母(もとの話では実母)が、 白雪姫のものだとされる肺と肝臓を食べる。 こうした話は例外的なものではなく、グリム童話のいたるところに このような残酷描写が散見されるし、 中には残酷描写のみを目的とし、 話らしい話が無いものも複数含まれている。 もっとも、グリム童話集の残酷描写の責任をグリム等のみに 押しつけるわけにはいかない。 当時の読者から、グリム童話集が残酷過ぎるという批判は こなかったし、民衆の間に伝承されていた物語にも残酷描写が 散見され、例えば『赤ずきん』の原型となった民間伝承でも、 狼は殺されたお婆さんの肉を喰らい、血をすする。 参考文献: グリム童話―メルヘンの深層 (講談社現代新書) 、鈴木晶、講談社現代新書、1991年。 「グリム童話」 野村滋、ちくま学芸文庫、1993年。 トップページに戻る。